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信用情報(ブラックリスト)の履歴は何年残る?ブラックでも不動産担保ローンは利用できる?

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9月8日
読了時間: 8分

「過去にローンを延滞したことがある」

「債務整理をしたので、信用情報に傷がついている」

「いわゆるブラックリストに載っているけれど、不動産担保ローンは利用できる?」

このようなお悩みをお持ちの方は少なくありません。


結論からいうと、信用情報に延滞や債務整理などの情報が登録されている場合でも、不動産担保ローンを利用できる可能性はあります。

一般的な無担保ローンでは信用情報が審査に与える影響が大きい一方、不動産担保ローンでは、信用情報だけではなく、担保となる不動産の価値や融資金額、返済計画などを含めて総合的に審査するためです。


本記事では、信用情報(いわゆるブラックリスト)の登録期間や、ブラック状態でも不動産担保ローンを検討できる理由、申し込み前に確認しておきたいポイントについて詳しく解説します。


【そもそも「ブラックリスト」は存在する?】

まず知っておきたいのが、「ブラックリスト」という名前のリストが実際に存在するわけではないということです。

一般的に「ブラックリストに載っている」と表現されるのは、信用情報機関に長期延滞、債務整理、代位弁済、強制解約などの金融事故に関する情報が登録されている状態を指します。

信用情報機関には、ローンやクレジットカードなどの契約内容、返済状況、延滞などの情報が登録されています。

代表的な信用情報機関としては、

・CIC(株式会社シー・アイ・シー)・JICC(株式会社日本信用情報機構)・全国銀行個人信用情報センター

などがあります。

信用情報機関そのものが「この人には融資できない」と審査をするわけではありません。信用情報を確認した金融機関や貸金業者などが、自社の審査基準に基づいて融資の可否を判断します。

つまり、信用情報に問題がある=すべてのローンが必ず利用できない、ということではありません。


【信用情報の履歴は何年残る?】

では、実際に信用情報は何年間残るのでしょうか。

結論としては、情報の種類や信用情報機関によって異なりますが、契約終了後5年以内が一つの目安です。

CICの場合

CICでは、クレジット情報について「契約期間中および契約終了後5年以内」とされています。

支払状況に関する情報には、入金状況や残債額、延滞、保証履行、破産などの情報が含まれます。

また、ローンやクレジットカードの申し込みに伴う「申込情報」は、照会日から6か月間保有されます。

JICCの場合

JICC(日本信用情報機構)でも、契約内容や返済状況などについて、原則として契約継続中および契約終了後5年以内とされています。

延滞や債務整理など、いわゆる金融事故に関係する情報も、一定の条件のもとで登録期間が定められています。

全国銀行個人信用情報センターの場合

全国銀行個人信用情報センターでは、ローンやクレジットカード等の取引情報について、契約期間中および契約終了日(完済されていない場合は完済日)から5年を超えない期間とされています。

ただし、破産・民事再生に関する官報情報など、情報の種類によって登録期間が異なるものがあります。

このように、「ブラックになった日から必ず5年で消える」と単純に考えるのではなく、どのような情報が、いつ登録され、契約がいつ終了したのかを確認することが重要です。


【「ブラックになってから5年」で消えるとは限らない?】

ここは非常に重要なポイントです。

「延滞した日から5年経てば信用情報が消える」と考えている方もいますが、必ずしもそうとは限りません。

信用情報の登録期間は、情報の種類や契約状況によって異なります。

例えば、契約が継続している場合には、契約期間中は情報が登録されることがあります。

そのため、

「以前延滞したから、5年経ったはず」

と思っていても、実際の信用情報には別の情報が残っている可能性があります。

自分の信用情報が現在どのような状態なのかを正確に確認したい場合は、CICやJICC、全国銀行個人信用情報センターなどで本人開示を利用する方法があります。


【信用情報に傷があるとローンは利用できない?】

信用情報に延滞などの情報が残っている場合、一般的な住宅ローンやカードローン、無担保ローンなどでは審査上不利になる可能性があります。

しかし、ここで注意したいのは、

「信用情報に問題がある=すべての融資が利用できない」わけではない

ということです。

金融機関や貸金業者は、それぞれ異なる審査基準を設けています。

信用情報機関も、登録された情報だけをもとに「融資可能」「融資不可」と判断しているわけではありません。

実際、JICCも、審査については加盟会員が信用情報を参考にしながら、自社の審査基準と照合して総合的に判断すると説明しています。

そのため、ある金融機関では審査に通らなかったとしても、別の金融商品・別の金融会社では審査の結果が異なる可能性があります。


【ブラックでも不動産担保ローンを検討できる理由】

では、なぜ信用情報に問題がある場合でも、不動産担保ローンを検討できるケースがあるのでしょうか。

大きな理由の一つが、不動産という担保があることです。

不動産担保ローンでは、融資を受ける際に土地・建物などの不動産を担保として設定します。

そのため審査では、申込者の信用情報だけではなく、

・担保不動産の所在地・土地、建物の評価・市場性・担保余力・希望融資額・既存の借入状況・返済計画・収入や事業状況

など、さまざまな要素を確認します。

特に重要なのが、不動産の担保価値と融資額のバランスです。

例えば、信用情報に過去の延滞等の情報が残っていたとしても、十分な担保価値のある不動産を所有しており、希望する融資額が担保価値に対して適切で、返済計画にも合理性がある場合には、不動産担保ローンを検討できる可能性があります。

もちろん、信用情報に問題があれば必ず融資を受けられるという意味ではありません。

最終的な審査結果は、金融会社ごとの基準や個別の状況によって異なります。

しかし、「ブラックだから最初から不動産担保ローンは無理」と諦める必要はありません。


【不動産担保ローンでは「信用情報以外」も重要】

不動産担保ローンを検討する際には、信用情報だけを気にするのではなく、担保となる不動産についても確認しておきましょう。

例えば、

1.不動産の所在地

都市部や駅に近い不動産など、売却時の市場性が高い物件は担保評価において重要な要素となります。

2.土地・建物の評価

土地の面積、建物の築年数、用途、構造などによって評価は変わります。

3.既存の抵当権

すでに住宅ローンなどの抵当権が設定されている場合でも、残債や不動産価値によっては融資を検討できる場合があります。

4.希望する融資金額

不動産の価値に対して希望融資額が大きすぎる場合、審査が難しくなる可能性があります。

5.返済計画

「いくら借りられるか」だけではなく、「どのように返済するのか」も重要です。

事業資金、納税資金、借換資金、急な資金需要など、資金使途や返済原資を明確にしておくと、相談時にも状況を伝えやすくなります。


【「信用情報が消えるまで待つ」のが正解とは限らない】

信用情報が気になっている方の中には、

「あと数年待ってブラック情報が消えてからローンを申し込もう」

と考える方もいるでしょう。

もちろん、時間を置くことが有効なケースもあります。

一方で、事業資金や納税資金、既存借入の返済など、今すぐ資金が必要なケースでは、信用情報が消えるまで待つことが現実的ではない場合もあります。

不動産を所有しているのであれば、信用情報が残っている段階でも、一度不動産担保ローンの相談をしてみる価値があります。

「ブラックだから無理」と自己判断してしまうのではなく、まずは現在の不動産価値や借入状況をもとに、利用可能性を確認してみることが大切です。


【不動産担保ローンを申し込む前に確認したいこと】

不動産担保ローンを検討する場合は、次の情報を整理しておくとスムーズです。

・所有している不動産の所在地・土地、建物の種類・住宅ローンなど既存借入の残高・現在設定されている抵当権・希望する融資金額・資金使途・毎月の返済可能額・収入や事業の状況・過去の延滞や債務整理などの状況

特に、過去の信用情報について不安がある場合は、無理に隠そうとするのではなく、現在の状況を正確に伝えることが重要です。

金融会社によって審査基準は異なるため、「信用情報に問題があるから申し込む意味がない」とは限りません。


【まとめ|信用情報が残っていても不動産担保ローンという選択肢がある】

信用情報に延滞や債務整理などの情報が登録されている、いわゆる「ブラック」の状態でも、それだけを理由にすべての融資が利用できないわけではありません。

信用情報の登録期間は情報の種類などによって異なりますが、CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターでは、契約終了後5年以内を基本とする情報があります。

ただし、「ブラックになってから5年」という単純な計算ではなく、契約終了日や完済日、情報の種類などを確認することが大切です。

そして、現在信用情報が残っている方でも、不動産を所有しているのであれば、不動産担保ローンを利用できる可能性があります。

不動産担保ローンでは、信用情報だけではなく、不動産の担保価値、融資額、既存借入、返済計画などを含めて総合的に審査されるためです。


「信用情報がブラックだから無理だろう」と諦める前に、まずは一度ご相談ください。

不動産を所有している方であれば、現在の信用情報の状況にかかわらず、資金調達の可能性を検討できる場合があります。

過去の延滞・債務整理などについても、現在の状況を踏まえてご相談いただけます。

「自分の場合は利用できるのか?」「どのくらい借りられる可能性があるのか?」「既存の住宅ローンが残っていても大丈夫なのか?」

といった疑問についても、まずはお気軽にお問い合わせください。

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