共有持分を相続したら何をすればいいの?不動産担保ローンを活用する方法も解説
- info7655162
- 7月30日
- 読了時間: 5分
【共有持分を相続した方へ】
「親が亡くなり実家を兄弟で相続することになった」「相続した不動産が共有名義になってしまった」「自分の持分だけを活用したい」
このようなケースでは、「共有持分」という状態になります。
共有持分は通常の単独所有の不動産とは異なり、売却や活用に制限があるため、適切な対応を知っておくことが大切です。
また、共有持分を所有していても、不動産担保ローンを利用できる可能性があります。
本記事では、共有持分を相続した際に行うべき手続きや注意点、不動産担保ローンの活用方法について詳しく解説します。
【共有持分とは?】
共有持分とは、一つの不動産を複数人で所有している場合、それぞれが持つ所有権の割合のことです。
例えば、父親が亡くなり、子ども2人が相続した場合、
長男:持分2分の1
次男:持分2分の1
という形になります。
不動産全体を半分ずつ分けるのではなく、「所有権の割合」を持っている状態です。
【共有持分を相続したら最初に行うこと】
1. 相続登記を行う
まずは相続登記を行いましょう。
2024年4月から相続登記は義務化され、相続を知ってから3年以内に登記をしなければならなくなりました。
登記を放置すると、
不動産の売却が難しい
担保設定ができない場合がある
過料の対象になる可能性がある
などのリスクがあります。
2. 持分割合を確認する
遺産分割協議や遺言書によって持分割合が決まります。
法定相続分とは異なる割合になるケースもあるため、登記事項証明書で確認しましょう。
3. 他の共有者と今後の方針を話し合う
共有不動産は、一人だけの判断で自由に売却や建替えができません。
そのため、
売却する
賃貸に出す
誰か一人が住み続ける
持分を買い取る
など、今後の方針を共有者同士で話し合うことが重要です。
【共有持分を相続すると起こりやすいトラブル】
意見がまとまらない
共有者が増えるほど意見がまとまりにくくなります。
例えば、
売りたい人
残したい人
賃貸にしたい人
など考え方が異なることは珍しくありません。
相続が繰り返されて共有者が増える
共有者が亡くなるたびに、その相続人へ持分が引き継がれます。
数十年後には、
共有者が10人以上
誰が所有者かわからない
というケースも実際にあります。
固定資産税の負担
固定資産税は共有者全員が納税義務者です。
代表者へ納税通知書が届くため、費用負担を巡ってトラブルになることもあります。
【共有持分だけでも売却できる?】
共有持分は、自分の持分のみであれば売却できます。
ただし、
一般市場では買い手が少ない
希望価格で売れにくい
他の共有者との関係が影響する
という特徴があります。
そのため、すぐに売却する前に他の選択肢も検討することが大切です。
【共有持分でも不動産担保ローンは利用できる?】
結論から言えば、共有持分でも不動産担保ローンを利用できる可能性があります。
金融機関やローン会社によって審査基準は異なりますが、
持分割合
不動産の資産価値
他の共有者との関係
返済能力
などを総合的に判断して融資が行われます。
共有持分だからといって必ず融資が受けられないわけではありません。
【共有持分を担保に不動産担保ローンを利用するメリット】
売却せずに資金調達できる
共有持分を手放さずに必要資金を確保できる可能性があります。
例えば、
相続税の支払い
リフォーム資金
事業資金
教育費
他の借入の借り換え
など幅広い用途に活用できます。
他の共有者とすぐに売却を決める必要がない
共有者全員の意見がまとまらない場合でも、資金調達の選択肢として検討できます。
売却を急ぐ必要がなくなる点は大きなメリットです。
比較的まとまった資金を調達できる可能性
無担保ローンよりも融資額が大きくなる可能性があります。
資産価値の高い不動産ほど有利になるケースがあります。
【不動産担保ローンを利用する際の注意点】
共有持分は評価が低くなる場合がある
共有持分は自由に処分できないため、不動産全体より担保評価が低くなることがあります。
そのため、希望額どおりの融資にならないケースもあります。
返済計画を立てる
返済が困難になると担保不動産に影響が及ぶ可能性があります。
無理のない返済計画を立てることが重要です。
共有者との関係も考慮する
金融機関によっては共有者の状況を確認することがあります。
事前に相談しておくことで手続きがスムーズになる場合もあります。
【こんな方は不動産担保ローンをご相談ください】
以下のようなお悩みをお持ちの方は、一度ご相談ください。
相続した共有持分を活用したい
売却はしたくないが資金が必要
相続税の支払い資金を準備したい
他社で融資を断られた
共有持分でも借入できるか知りたい
相続した不動産の活用方法を相談したい
お客様の状況に応じて、最適な資金調達方法をご提案いたします。
【まとめ】
共有持分を相続した場合は、まず相続登記を行い、持分割合を確認したうえで、今後の活用方法について共有者と話し合うことが大切です。
共有名義の不動産は単独所有に比べて自由度が低いものの、適切な方法を選択すれば資産として有効活用できます。
また、共有持分であっても不動産担保ローンを利用できる可能性があり、売却せずに資金を調達できるケースもあります。
相続した共有持分の活用や資金調達でお悩みの方は、共有持分や相続不動産の取り扱い実績が豊富な不動産担保ローン会社へお気軽にご相談ください。専門スタッフが状況を丁寧に確認し、お客様に適したご提案をいたします。



